映像プログラム
「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」アンバサダーとして、伝統文化への造詣が深く、テレビ出演でもおなじみのロバート キャンベル氏が就任いたしました。今回、神楽坂の矢来能楽堂、宮城道雄記念館、漱石山房記念館といった伝統芸能・文化にまつわるスポットをキャンベル氏が訪問。神楽坂まち舞台・大江戸めぐりに出演する観世喜正氏や岡村慎太郎氏、吉住健一新宿区長と対談します。神楽坂や伝統芸能について語り合い、そして「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」の魅力をわかりやすくご紹介。その模様は、神楽坂まち舞台・大江戸めぐり公式YouTubeチャンネルにて映像配信いたします。
神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022
アンバサダーメッセージ
「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」アンバサダーとして、ロバート キャンベル氏が就任しました。「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」の魅力を過去の映像と共に、そして開催する意義をアンバサダーのメッセージとしてお伝えします。
出演
ロバート キャンベル(アンバサダー)
ロバート キャンベルの神楽坂探訪① 矢来能楽堂
国登録有形文化財でもある矢来能楽堂を訪問。戦後に再建された能舞台の構造から、近年新しくなったという客席まで、能楽堂の秘密を能楽師の観世喜正さんに案内していただきます。能舞台を正面から臨む座敷席で語らう、神楽坂と能楽堂の繋がりとは。今回は特別に仕舞「嵐山」を披露していただきました。
出演
観世喜正(観世流シテ方能楽師)
ロバート キャンベル(アンバサダー)
ロバート キャンベルの神楽坂探訪② 宮城道雄記念館
神楽坂の奥まった住宅街にある宮城道雄記念館は、「春の海」の作曲で知られる宮城道雄の旧居跡にあります。ゆかりの箏をはじめ、自身が考案した八十弦などが展示されています。宮城道雄が過ごしたという検校の間で聴く、岡村慎太郎さんの箏曲演奏。宮城道雄の人生に思いを馳せます。
出演
岡村慎太郎(生田流箏曲演奏家)
ロバート キャンベル(アンバサダー)
ロバート キャンベルの神楽坂探訪③ 漱石山房記念館
早稲田南町に晩年の居「漱石山房」を構えた夏目漱石は、寄席やお気に入りの店など、足繁く神楽坂を訪れたといいます。その地に建つ記念館では、吉住健一新宿区長の案内で、復元された書斎や自筆草稿などの展示を巡り、漱石と神楽坂の繋がりや地域の歴史・文化を伝え続ける意義について語り合います。
出演
吉住健一(新宿区長)
ロバート キャンベル(アンバサダー)
音声ガイド
落語家 古今亭菊之丞がご案内
「名所旧跡スポットガイド」
落語家の古今亭菊之丞による、歴史スポットの音声ガイドです。江戸の話芸に耳を傾けながら、神楽坂の歴史をより深く知っていただける機会になります 。
名所旧跡スポットガイド/毘沙門天善國寺
徳川家康が開基した善國寺は、江戸後期に麹町から移転してきました。現在では毘沙門さまとして神楽坂で親しまれています。
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
名所旧跡スポットガイド/光照寺
上州(群馬県)赤城をルーツにもつ大胡氏が築いた牛込城。その跡地に神田から移転した光照寺は、出羽国松山藩主酒井家の菩提寺でもあります。
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
名所旧跡スポットガイド/圓福寺
加藤清正が建立したとされる圓福寺。本堂の祖師像は江戸三祖師にも数えられています。
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
名所旧跡スポットガイド/赤城神社
牛込城を拠点にしていた大胡氏が、上州(群馬県)の赤城神社を分祀したのが始まり。江戸の三社に数えられました。
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
名所旧跡スポットガイド/寺内公園
寺内公園は行元寺という大きな寺の跡地。江戸後期、多くの参詣客が集まったこの地に牛込花街ができ、のちの神楽坂花柳界へと発展していきました。
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
名所旧跡スポットガイド/神楽河岸と軽子坂
江戸湾と続いていた神楽河岸には、多くの荷船が着きました。軽籠(かるこ)を背負って運ぶ人足は「軽子」と呼ばれました。
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
名所旧跡スポットガイド/芸者新道
かつてこの通りは芸者衆が頻繁に行き交っていました。特に午後の6時と8時ごろに集中していたため「ロクハチ通り」とも呼ばれました。
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
名所旧跡スポットガイド/東京神楽坂組合・見番
神楽坂花柳界の事務所、お稽古場。神楽坂の芸者衆は、戦前の最盛期には600人を数えたといわれています。
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
講談師 神田織音がご案内
「漱石ゆかりのスポットガイド」
講談師の神田織音による、漱石スポットの音声ガイドです。早稲田に居を構えた夏目漱石が歩き訪れた神楽坂を、漱石山房記念館監修のもと、講談調でご紹介します。
漱石ゆかりのスポットガイド/毘沙門天善國寺
縁日発祥の地とも言われる毘沙門天善國寺は『坊ちゃん』にも登場。近くの洋食屋や文具店へ、漱石はよく訪れました。
音声ガイド 神田織音(講談師)
漱石ゆかりのスポットガイド/地蔵坂(藁店)
地蔵坂には藁を扱う店があったので藁店(わらだな)とも呼ばれていました。この坂にはかつて寄席があり、漱石は足繁く通ったといいます。
音声ガイド 神田織音(講談師)
漱石ゆかりのスポットガイド/寺内公園
神楽坂花柳界発祥の地とされる寺内公園。漱石の従兄の家から近いこともあり、随筆にも登場します。
音声ガイド 神田織音(講談師)
漱石ゆかりのスポットガイド/軽子坂
軽子坂を下った先の神楽河岸には、かつて濠と共に荷揚場や船着場がありました。漱石の随筆『硝子戸の中(うち)』に、姉の話として登場します。
音声ガイド 神田織音(講談師)
講談師 神田織音がご案内
「神楽坂の芸能・文化ガイド」
講談師の神田織音による、神楽坂の芸能文化スポットの音声ガイドです。早稲田に居を構えた夏目漱石が歩き訪れた神楽坂を、講談調でご紹介します。
神楽坂の芸能・文化ガイド/矢来能楽堂
戦災で焼失後の昭和27(1952)年に再建された本格的能舞台を備えた能楽堂で、国登録有形文化財。観世九皐会の拠点として、能楽の定期公演をはじめ初心者向け普及公演にも力を入れ、伝統芸能の普及と維持に活用されている。
音声ガイド 神田織音(講談師)
神楽坂の芸能・文化ガイド/宮城道雄記念館
「春の海」で有名な作曲家・箏曲家 宮城道雄(明治27~昭和31年/1894~1956年)が晩年の26年間居住した地に建つ。展示室や資料室のほか、作曲や執筆に使用した国登録有形文化財の書斎「検校の間」が当時のままに残されている。
音声ガイド 神田織音(講談師)
神楽坂の芸能・文化ガイド/漱石山房記念館
夏目漱石が亡くなるまでの9年間を過ごし、数々の名作を生んだ「漱石山房」の地に生誕150年の平成29(2017)年に開館。書斎、ベランダ式回廊などを再現し、漱石が暮らし執筆した空間を可視化している。資料や展示も充実し、図書室、カフェも併設。
音声ガイド 神田織音(講談師)