出演者情報
【 前夜祭 】あんみ通(民謡)
Anmitsu (“Minyo” Japanese folk song)
1999年に結成されたと民謡と津軽三味線のユニット。安仲由佳と金田一公美の奏でる親しみやすく味わい深いサウンドは、世代や国境を問わず大好評。全国各地でのライブはもとより、学校公演、20か国以上での海外公演、首相官邸の晩餐会における演奏等幅広く活躍。
http://www.anmitsu.info/
【 前夜祭 】桧山うめ吉(俗曲)
Hiyama Umekichi (“Zokkyoku” music)
俗曲師。国立劇場寄席囃子研修生として様々な邦楽を学び出囃子の三味線としてプロ入り。抜擢され、最年少俗曲師として2000年に高座デビュー。“平成の日本髪アーティスト”として話題になり国内外で公演活動を行う。落語芸術協会所属。
【 前夜祭 】尻流複写二(シリル・コピーニ/落語パフォーマンス)
Kanda Sanryoku (“Kodan” storytelling)
神田すみれに入門。2006年5月講談協会前座、18年3月には協会最短となる12年で真打昇進。BSジャパン「土曜は寅さん」ナレーションと番組宣伝を担当。中野区ケーブル、ラジオ番組「山緑の講談ちゃんねる」や、哲学堂公園にて毎月「怪談の夕べ」を開催。講演会、企業研修、学校寄席、中野区地域ボランティアなど、多岐にわたり活動している。14年、中野区観光大使、16年、清泉女学院大学特別講師、NHKカルチャー講師就任。
【 前夜祭 】鶴賀若狭掾一門(新内節) 鶴賀伊勢吉 × 鶴賀伊勢一郎
Tsuruga Wakasanojo shamisen Troupe (“Shinnai-bushi” music)
神楽坂在住の人間国宝、新内節 鶴賀流11代目家元 鶴賀若狭掾一門。三味線方・鶴賀伊勢次郎として師鶴賀若狭掾の海外公演に30か国以上参加するなど幅広く活動するも、近年は浄瑠璃方として活躍し、分家家元として独立した鶴賀伊勢吉。三味線方としてNHKFM、TV出演、国立劇場主催邦楽演奏会、歌舞伎公演、異ジャンルとのコラボレーションをはじめ国内の様々な舞台で活躍中の鶴賀伊勢一郎。他に伊勢好、伊勢羽、伊勢四郎、伊勢孝太夫、伊勢幸、美由紀が出演。
【 前夜祭 】岡村慎太郎(地唄・箏曲)
Okamura Shintaro (“Jiuta” music & “Sou” Japanese harp)
東京芸術大学卒業、同大学院修了。在学時に宮中桃華楽堂にて御前演奏を行う。東京芸大推薦による奏楽堂デビューコンサート「岡村慎太郎リサイタル」を開催。三味線組歌、箏組歌を菊藤松雨師に師事し両巻を伝授。06~07年度京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター共同研究員。現在、エリザベト音楽大学非常勤講師、都立大江戸高校講師を勤める。第34回宮城会箏曲コンクール1位。くまもと全国邦楽コンクール1位、文部科学大臣賞受賞。
【 前夜祭 】本條満留ひで × 本條秀英二(端唄)
Honjoh Maruhide × Honjoh Hideeiji (“Hauta” music)
2012年より俚奏楽・端唄・民謡を本條秀太郎に師事。幼いころより民謡(唄・三味線)を始め、1979年、ポリドールレコードより「津軽塩釜甚句」「津軽願人節」でデビューした本條満留ひで。現在ステージ・各メディアにて活躍中。91年、アメリカ・ロスアンゼルスに生まれた本條秀英二。幼いころより長唄三味線を始め、桐朋学園芸術短期大学にて日本音楽を専攻し卒業。現在、俚奏楽・端唄・民謡・現代音楽を本條秀太郎に師事。
【 前夜祭 】神田山緑(講談)
Kanda Sanryoku (“Kodan” storytelling)
神田すみれに入門。2006年5月講談協会前座、18年3月には協会最短となる12年で真打昇進。BSジャパン「土曜は寅さん」ナレーションと番組宣伝を担当。中野区ケーブル、ラジオ番組「山緑の講談ちゃんねる」や、哲学堂公園にて毎月「怪談の夕べ」を開催。講演会、企業研修、学校寄席、中野区地域ボランティアなど、多岐にわたり活動している。14年、中野区観光大使、16年、清泉女学院大学特別講師、NHKカルチャー講師就任。
【 本祭 】宝槌会(庵唄)
Houtetsu Kai (Johana folk performing art of Nanto City, Toyama Prefecture)
富山県南砺市城端で毎年5月4日・5日に開催される城端神明宮春季大祭の「曳山祭」(国指定・重要無形民俗文化財)。約300年の歴史を有し、絢爛豪華な曳山に加え、著名な歴史的料亭を模した庵屋台の中で地元若者たちにより唄われる庵唄は、江戸情緒豊かな端唄。三味線、篠笛による演奏も、地域的特色が加味され高い評価を得ている。今回は城端六町の中から東下町の若連中「宝槌会・たから連」を招聘。
【 本祭 】竹本越孝 × 鶴澤寛也(義太夫節)
Takemoto Koshiko x Tsuruzawa Kanya (Gidayu-bushi)
他の話芸や邦楽との共演を重ね、現在女流義太夫の中心的存在として活躍する太夫・竹本越孝。女流義太夫の素浄瑠璃としては初のフランス公演を行うなど、国際交流においても積極的に活動。(一社)義太夫協会、国立劇場、NHK等の主催公演や、NHK教育TV「芸能花舞台」への出演など幅広く活躍する鶴澤寛也。第25回伝統文化ポーラ賞奨励賞などを受賞。両者共に(財)清栄会奨励賞受賞。重要無形文化財義太夫節総合認定保持者、義太夫節保存会会員。
https://www.gidayu.or.jp/
【 本祭 】神田鯉栄(講談)
Kanda Riei (“Kodan” storytelling)
2001年、三代目神田松鯉に入門。06年、日本講談協会で二ツ目、同年(公社)落語芸術協会で二ツ目に昇進。現在、都内及び全国各地の寄席出演の傍ら、テレビ、ラジオ、ナレーションの他、勉強会の開催、講談を活かしたイベント、外国人への普及など幅広く活躍中。11年より草加文化大使としての活動も精力的に行っている。12年、イタリア各地の大学で実演。14年、「読売杯 争奪!二ツ目バトル」優勝。16年、真打昇進。
【 本祭 】琵琶デュオ(薩摩琵琶)
Biwa duo (“Satsuma biwa” Four or five-stringed japanese lute)
中世から続く4弦4柱の薩摩琵琶・後藤幸浩と、昭和の改良5弦5柱の薩摩琵琶奏者・水島結子によるベテラン×若手女子の世にも珍しい琵琶デュオ。この異なる琵琶のデュオ演奏で、琵琶の歴史、日本語独特のコトバの響き、物語性などと向き合い、現代に活きる琵琶を弾き、語り、歌う。2016年秋、二作目のCD『二人囃子』リリース。大学での演奏・講義も数多く行う。
【 本祭 】玉川奈々福 × 沢村豊子(浪曲)
Tamagawa Nanafuku × Sawamura Toyoko (Rokyoku)
1995年、曲師として故・二代目玉川福太郎に入門。その後師の勧めにより浪曲師としても活動。師福太郎の「徹底天保水滸伝」、「浪曲英雄列伝」各全5回をプロデュース。2006年、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。数々の浪曲イベントのプロデュース他、自作の新作浪曲、また能・狂言、義太夫、オペラなど他ジャンルとの交流も多岐にわたる。12歳より浪曲三味線を始め、戦後数々の大御所の舞台を勤めた現在日本一の曲師・沢村豊子。音色の美しさに定評がある。
【 本祭 】若獅子会(邦楽囃子)
Wakajishikai (”Hogaku-Bayashi” Japanese traditional percussion)
同世代の邦楽囃子方が流派を超えて2006年に結成。同年、第一回若獅子会公演を日本橋劇場にて開催。以後ほぼ毎年自主公演を重ねる。創作囃子曲を収録したCDをリリース、日本舞踊家集団「弧の会」とコラボレーション、学校での公演等、邦楽囃子の新しい可能性を追求している。また文化庁「文化芸術による子供の育成事業?巡回公演事業」に参加し、普及活動にも尽力。16年、オリジナル楽曲『若獅子・』が「中島勝祐創作賞」を受賞。18年「創造する伝統賞」を受賞。
【 本祭 】雅楽トリオ ゆらら(雅楽)
Yurara (“Gagaku” ancient court music)
笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛の雅楽三管によるユニット。子ども対象の公演では毎回語り部役で会場を沸かせる笙・三浦礼美。篳篥の音に魅力を感じ雅楽を始め、我が子へ子守歌代わりに雅楽を聴かせてしまう篳篥・鈴木絵理。笛と真摯に向き合い、演奏のみならず笛の製作や修理もこなす龍笛・田口和美。食べることと温泉大好きな三人がホットな雅楽をお届けすべく結成。雅楽演奏グループ・伶楽舎のメンバーとしても活躍し、国内外でのコンサートなども行う。
【 本祭 】セ三味ストリート(津軽三味線パフォーマンス)
Seshami Street Boys (Tsugaru shamisen performance)
「見せる&笑える津軽三味線」を目指し、ピエール小野と虎見康豊が大道芸人として活動を展開中。笑えて楽しめるパフォーマンスに本格的な津軽三味線演奏を加えた独特のステージング、大道芸で鍛え上げられた技とトークは、国境を越えて幅広い世代の支持を得ている。前例のない“肉体派津軽三味線パフォーマー”として唯一無二の存在。全国各地の大道芸フェスティバル他、テレビ出演、ステージショー、企画ライブ等で活躍。
http://facebook.com/seshamistreet
【 本祭 】丸一仙翁社中(江戸太神楽)
Maruichi Senoh Troupe (“Edo-Daikagura” Japanese traditional juggling and lion dance)
「丸一」は江戸時代から続く太神楽を代表する屋号の一つ。寛文4年に熱田神宮の許可を得て江戸へ赴き、後年、江戸城吹上の庭で将軍家の上覧に供する。獅子舞、傘の上で様々な品物を廻す曲芸、茶碗を用いた曲芸など、お馴染みの諸芸は世代を超えた幅広い観客の心を捉えている。各種イベント、パーティー、海外公演など多種多様な場所で活躍中。正月には日本橋界隈を中心に昔ながらの町内廻りも行う。
【 本祭 】大多和正樹(和太鼓) × 小山豊(津軽三味線)
Otawa Masaki × Oyama Yutaka (“Taiko” Japanese drum & Tsugaru shamisen)
日本の伝統楽器「和太鼓」を世界での普遍的な演奏ツールにするべく、国内外問わず様々な芸術とのコラボレーションを展開し活躍中の大多和正樹。北京オリンピック“競輪”TVCM等をレコーディング。津軽三味線小山流三代目として、伝統的な奏法や音楽表現を基盤としながら、自身の感性を時代とリンクさせた音楽活動を展開する小山豊。多数の大物アーティストのライブでも大活躍。卓越した演奏と柔軟な音楽性で期待を集める気鋭のプレーヤーたち。
【 本祭 】五二三(箏・尺八)
Koibumi (“Sou” Jpanaese harp & “Shakuhachi” Bamboo flute)
東京藝術大学卒業の伊藤江里菜(箏)、辻本好美(尺八)によるデュオ。海外向けTV番組NHK WORLD「Blends」への出演を始め、韓国での東アジア文化都市光州市オープニングイベントにゲスト出演などを果たす伊藤江里菜。東京を拠点としつつ地元和歌山県でも精力的に活動し、日本大使館主催の南米ツアー等多数の海外公演を成功させる辻本好美。箏、尺八の音色の持つ魅力と可能性を探求しながら、幅広いジャンルの演奏で国内外の人々を魅了する。
【 本祭 】尺八カルテットGMQ(尺八)
GMQ (“Shakuhachi” Bamboo flute)
泉州尺八工房プロデュースによる尺八ユニット。東京藝術大学邦楽科卒業のメンバーが中心となり、“尺八の本質を見据えた上での新たな可能性”を追求すべく結成。2012年「国際尺八コンクール」世界チャンピオンの経歴を持つ岩田卓也、京都大本山東福寺第100回尺八本曲全国献奏大会にて最年少出演を果たした大河内淳矢、独奏だけでなくヴァイオリンやギター等異ジャンルとの共演も積極的な豊嶋貞雄、奏者としてのみならず尺八製作からレコーディングエンジニアとしてまで活動する松下尚輝。清新かつ闊達な存在感に期待が寄せられている。
【 本祭 】弓連者(胡弓)
Kyu-ren-ja (”Kokyu” Japanese fiddle)
日本で唯一の擦弦楽器「胡弓」の魅力と可能性を追求する、大小の胡弓のみによるアンサンブル。生田流箏曲、地唄三味線、大胡弓、小胡弓奏者として活躍する岡戸朋子。木場大輔のもとで研鑽を積み、箱根湯本芸者としても活躍中の奥田かんな。東京芸術大学大学院修了後、同大学にて非常勤講師を務めながら箏・三絃、大胡弓奏者としても活動する大嶋礼子。胡弓奏者木場大輔プロデュースによる胡弓重奏プロジェクト。
【 本祭 】藤山大樹(手妻)
Fujiyama Taiju (“Tezuma” Japanese classical magic)
マジックのアジアチャンピオンにして、国の無形文化財に指定されている日本伝統のマジック「手妻(てづま)」の若き継承者。2015年、イタリアで開催されたマジック界のオリンピック「FISM」では、日本代表として出場し、部門 第5位に選ばれる。現在までに、世界10か国・20都市以上に出演。国内においても東京国際フォーラム主催「J-CULTURE FEST」などに出演し、手妻を通して世界中に日本の伝統文化を伝えている。
【 本祭 】神楽坂芸者衆
Kagurazaka Geisha Ladies
江戸後期、寺社町に牛込花街として開けた神楽坂花柳界は、町の発展と共に隆盛した。関東大震災の被害が少なかった神楽坂は東京随一の繁華街となり、戦前に最盛期を迎えた。現在では数少なく残る東京六花街の一つとして、約20名の芸妓が芸の向上に努めている。「神楽坂まち飛びフェスタ」などの文化イベントと連携したり、年に一度、芸者衆の踊りの会「神楽坂をどり」を開催し、日頃の技芸を披露している。
【 本祭 】渋谷画劇団(紙芝居)
Shibuya gagekidan (Picture cards show)
紙芝居の可能性を広げている紙芝居師と漫画家の集団「渋谷画劇団」。日本だけではなく世界各国で紙芝居を行い、各地を盛り上げ話題となっている新世代紙芝居を展開。お客様と一緒になって進めていく迫力ある口演を手がけている。
【 本祭 】上條 充(江戸糸あやつり人形)
Kamijo Mitsuru (The Edo marionette group)
上條充による江戸糸あやつり人形。11代結城孫三郎の元で修行の後1992年に独立し、日本独自の糸あやつり人形の魅力を広く知ってもらうため大道芸に出る。十本を超える糸と「手板」という道具であやつる独自の構造を持ち、繊細で表情豊かな動きが特徴。生命感あふれる息遣いを生み出す日本独自の人形芝居。多数の海外公演のほか、横浜にぎわい座などの寄席やイベントに出演。
【 本祭 】荒井龍凰(吟詠) × 水島結子(薩摩琵琶)
Arai Ryuou (“Gin-ei” Poem chanting) × Mizushima Yuiko (“Satsuma biwa” five-stringed japanese lute)
吟詠吟舞錦凰流三代目後継者として18歳で荒井龍凰を襲名。2008年、吟詠・剣舞・詩舞師範免許を取得した後、中国大連にて初の海外公演を成功させる。24歳で単独渡英し、オックスフォード大学、カーディフ大学、ロンドンSOAS大学にて吟剣詩舞の講義を実施。以降吟剣詩舞の継承と発展を実現させるべく、国内外問わず、公演、講義、ワークショップ等を積極的に開催。バイタリティに溢れる活動に注目が集まる。伴奏は薩摩琵琶・水島結子。
【 本祭 】芳村伊十冶郎連中(長唄三味線) × 若獅子会(邦楽囃子)
Yoshimura Isojiro (Nagauta shamisen) × Wakajishikai (“Hogaku-Bayashi” Japanese traditional percussion)
国立劇場や歌舞伎座等における演奏会・舞踊会・歌舞伎公演に出演し、長唄協会「長唄と教育をデザインする委員会」、アーツカウンシル東京/日本芸能実演家団体協議会「キッズ伝統芸能体験」主任講師を務めるなど、普及活動にも力を注ぐ芳村伊十冶郎を中心に、若手長唄三味線演奏家が神楽坂に集結。邦楽囃子の普及・振興に尽力する若獅子会と共に、伝統音楽の楽しさカッコよさを迫力満点の熱い演奏でお伝えする。
【 前夜祭 】ちかけん(竹あかり)
Chikaken (Bamboo lantern)
「竹あかり」の創作および指導・プロデュースを手がける団体。全国のまつりやイベントのプロデュースで注目を集めている。当イベントをきっかけとして、今年2月には「神楽坂通り竹あかり2018」でバレンタインデーを演出した。今回は、前夜祭の毘沙門天善國寺境内の演出や、スタンプラリーの各ポイントのシンボルオブジェで彩りを添える。
http://chikaken.com/